コロナウィルスのせいで生活様式や様々な職業の仕事のスタイルも変わろうとしています。建具業界においても大なり小なり影響がでてきているようです。良いのか悪いのかコロナ関係の仕事も注文が入り、製作したりもしました。


これが製品を収めた後のものです。歯科医院に収めたのですが、ただの四角形では少し圧迫感があるとのことで患者さんが座っているのと同じ様な形に揃えてアクリル板を流線形にし滑らかな優しいデザインに仕上げました。

次はリビングの間仕切り戸を作り替えで製作しました。最初にはいっていた建具は荒組障子のような升格子の建具が入っていたのですが、今回は何例かこちらから提案をし、この様なデザインの建具を収めてみました。

上部分は細かいピッチで縦の組子を両面に入れてアクリルワーロンというアクリル装飾樹脂版を組子と組子で挟みこんでおり、柄も和紙の様なデザインにして和風調なものに仕上げました。下部分には一枚板の腰板を入れており、高級感のある建具になりました。塗装もオイル塗装をかけており、手アカもつきずらく、木の本来の色や質感を生かしたものにしました。

コロナウィルスのせいで家にいる時間も長くなり、部屋の模様替えをしてみて気分をリフレッシュしてみるのもどうでしょうか。動きの悪い古い戸も入れ替えれば動きもよくなり、快適に生活ができるようになると思います。